【続】君の声がききたい
ご挨拶
奏side
ガタンガタン
ゴトン
あれから数週間後のある日
俺は朝から、沙和と電車に揺られていた…
ーー『緊張するなぁ…』
電車内の椅子に座りながら、沙和はなんだかそわそわしている。
「大丈夫だって…うちの親は、緊張するだけ無駄だってば(汗)」
ーー『でも・・・』
今、俺たちは俺の実家に向かっている。
数週間前に婚約した俺ら。
だから、俺の親に沙和を紹介するために、実家に向かっている。
ーー『奏のご両親・・私のこと、どこまで知ってるの…?』
!
不安そうに、俯く沙和。
ーー『全部知ってるよ。俺、彼女がいることも親に言ってなかったから…お母さんに言ったら、『なんでそんな大事なこと、今まで言わないの!!』って、キレられた(汗)』
ーー『ふふ。じゃあ、私の耳のことは…?』
!
ガタンガタン
ゴトン
あれから数週間後のある日
俺は朝から、沙和と電車に揺られていた…
ーー『緊張するなぁ…』
電車内の椅子に座りながら、沙和はなんだかそわそわしている。
「大丈夫だって…うちの親は、緊張するだけ無駄だってば(汗)」
ーー『でも・・・』
今、俺たちは俺の実家に向かっている。
数週間前に婚約した俺ら。
だから、俺の親に沙和を紹介するために、実家に向かっている。
ーー『奏のご両親・・私のこと、どこまで知ってるの…?』
!
不安そうに、俯く沙和。
ーー『全部知ってるよ。俺、彼女がいることも親に言ってなかったから…お母さんに言ったら、『なんでそんな大事なこと、今まで言わないの!!』って、キレられた(汗)』
ーー『ふふ。じゃあ、私の耳のことは…?』
!