【続】君の声がききたい
親父が描いたたぬきは、どう見てもたぬきではなかった。



「貸せよ(汗)たぬきはこうだろ」


俺も、その絵かきに参加(笑)

数秒で、たぬきを描いて見せた。





「お前も、なかなかだな(汗)」

「うるせえよっ」


俺が描いたたぬきは、親父からダメ出しされる(汗)




「沙和さん、描いてみてよ」

ーー『!』


親父は、ノートを沙和にむける。

沙和はと惑いながらも、たぬきを描いてくれた…





「ふむ…」

「たぬきだな…」

ーー『・・・(汗)』


描き上がった沙和のたぬきの絵を見て、親父とふたりで顔を見合わせる俺。






「負けたな(汗)」

「可愛らしすぎるけど、たぬきだってわかるもんな」
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