【続】君の声がききたい
なんで、私の思っていることがわかるの…?


やっぱり、もう夫婦だから…♡?




「とにかく…もう気にすんなよ」

ーー『わかった』

「俺たちの新婚旅行なんだし…見せ付けてやろうか…」



っ!


そう言うと奏は、私の手を引っ張り、自分の元へ引き寄せる。




な、なに!?


私は奏の足の間にスッポリと入らされ、後ろから奏に抱きつかれている状態に…




ーー『っっ!』


後ろから、奏に首すじにキスをさせる。




ーー『ちょ、ちょっと…』

「何?」

ーー『も、もしかしてさ……』


えっと…

この状況てさ……////




「新婚旅行なんだから、思いきり楽しまないと♪」


・・・・!///



ニヤリと笑う奏。



そして奏は、私に濃厚なキスを落とした。


もうキスは何度もしてるのに……

浴槽のお湯に浮かぶ花びらのせいで、まるでこれがファーストキスなんじゃないかって、錯覚に陥られる…


それくらい、恥ずかしい…

そして……胸が爆発するくらい、ドキドキしていた。



花びらの中で、愛する人と繋がるなんて・・・

私はなんて幸せ者だろう…
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