【続】君の声がききたい
それもちょっとした自慢。

それに…沙和は美人だから、それも自慢できることだ。




結婚って、いいな…







…………



「じゃ、行ってくる」


朝食後

仕事へ向かうため、俺は玄関で靴を履く。




ーー『今日は遅くなる?』

「いや、いつも通りだと思うよ」

ーー『そう』


基靴を履き終え、沙和から仕事かばんを受け取る俺。


そして、沙和にそっとキスをした。




ーー『行ってらっしゃい』

「いってきます」
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