【続】君の声がききたい
泣きながら、私は奏に詰め寄る。




ーー『バカッ!バカッ!』

「ごめんて(汗)」

ーー『浮気者!』

「浮気なんてしてねーよ(汗)同僚とちょっと語ってたら、こんな時間になっちまって……」

ーー『許さない…絶対に許さ・・・』

「おいっ、沙和!」



急に意識が遠くなる。

私はそのまま、気を失ってしまった…






…………




ん…


見慣れない景色に…

なんだか、消毒みたいな匂い……




「沙和っ!気がついたか?」



奏?
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