【続】君の声がききたい
目を覚ますと、私を心配そうに見つめる奏…

そして私は、白いベットの上で寝ていた。




ーー『奏…私・・・』


一体どうしたの?




「お前、急に倒れたんだ。疲労と貧血だって…」


え…



そういえば…

私の手には、点滴が刺さってる……




私…倒れたの?


疲労と貧血って……

そんな前兆なかった。




「沙和…ごめんな」




私の手を握りしめる奏。
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