【続】君の声がききたい
数日後

雲ひとつないいい天気の日曜日。俺は沙和を外に連れ出した。



ーー『奏!見て!スカイツリー!』

「見えてるよ(汗)」


やってきたのは東京スカイツリー近辺。


日曜日だということもあり、観光客や外国人旅行客が多い。




カシャ

カシャカシャ



沙和はさっきから、スカイツリーを携帯のカメラで撮りまくっている。




ーー『しかし…やっぱりデカイなスカイツリー』

ーー『ね。近くで見ると、迫力すごいよね』


沙和ははしゃぎながら言った。


少し元気になったみたいだ…安心した…




ん?
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