【続】君の声がききたい
将来、私はどうなってるんだろう?


来年の今ごろは、なにをしてるんだろう…








すると、奏に頭をぽんと叩かれた。



ーー『心配すんな。俺がなんとかするから…』

ーー『…!』


優しく微笑む奏。


私の気持ちを、言わなくてもわかってくれているんだ。

不安な気持ちが、少しだけ吹っ飛ぶ。


私は奏に笑顔を返した。



そしてしばらくしてから、私と奏は家に帰った。

奏はお風呂を済ませたあと、お酒が入っていたからかすぐに寝てしまった。
< 38 / 209 >

この作品をシェア

pagetop