【続】君の声がききたい
不安で押し潰されそうな私は今、

ひとりじゃないから…



前は家に帰ってくれば、犬2匹が私を迎えてくれた。

でも今は、犬2匹と、奏が私を迎えてくれるんだ…



私はひとりじゃない。



だから救われる。




ありがとう、奏・・・





私は奏のぬくもりに包まれながら、気がつくとそのまま眠りについた。







翌朝

やっぱり不安はまだ消えてなかった。



でも、久しぶりにぐっすりと眠れた。





私は自分から、奏を抱きしめた。
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