【続】君の声がききたい
虹ちゃんの隣にいる修也が、虹ちゃんに聞く。




「そう。私の描いた絵が、美術館に飾れるの!」

「うそ!」

「マジで?」

「すごい虹!」


虹ちゃんは、沙和にもわかるように…途中、手話を交えて会話をしていた。

沙和は虹ちゃんに、『よかったね』と言って喜んでいた。




ギャラリーか。

そういえば、虹ちゃんて美大行ってるんだよな…


確か、画家希望だったっけ?




「来週の日曜から、1ヶ月展示されるから、みんな時間があったら見に来てね」
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