【続】君の声がききたい
沙和が笑顔になった。


もう2年も沙和と一緒にいるんだ。

沙和が笑顔になるスイッチを、俺は知っている。




「お前の進路は俺がなんとかしてやる。だから、あんまり考えんな」

ーー『…うん』



曇っていた沙和の顔が、パッと晴れる。



沙和が笑うと、俺まで元気になれる。




沙和の不安を受け持ったのはいいが…

なんだか、不安が増した気がするのは俺だけか(汗)



ま、いい。


就職なんて、なんとかなるさ。






…多分(汗)
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