【続】君の声がききたい
【着信 お母さん】





お母さんから電話!?

何事だ?




「ちょっと電話してくる」

「わかった」


隼人に声をかけたあと、俺は席を立ち、居酒屋の外へ出た。

居酒屋の目の前にある自動販売機の横に行き、電話に出る。





「…もしもし?」

『あ、もしもし?お母さんだけど…』

「わかってるよ(汗)」


電話からは、母親の声が…





『…全然連絡して来ないけど、生きてるの?(笑)』

「ギリギリね」

『あ、そう♪』


クスクスと笑うお母さん。
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