【続】君の声がききたい
会議室には、俺一人になった。


ガラス越しの窓からは、太陽が照りつけていた。



社長ってどんな人だろ…

親父の友達だから、きっと無口でボケッとした人なのかな?


情報が少なすぎて、かなり不安なんだけど…(汗)






ガチャ





そんなことを考えていると、会議室のドアが開いた。

とっさに体が反応して、座っていた腰を上げる。






「…やあ、奏くんだね♪」


会議室に入ってきたのは、しゅっとした感じのおじさん。




この人が…社長…?
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