一緒にいようね。
お隣さん
ゆうちゃんとはなんとなく距離を感じるけど、お兄ちゃんはいくら会わなくても気にしないで合えるの。
きっと恋愛感情がないからだと思うけどね。
久しぶりにお隣さんに行く。
だっていつもは優ママがうちに居るから、行くことは無いんだよね。
【ピンポーン】
チャイムを鳴らすと、優ママが出てきた。
「梨絵ちゃん、どうしたの?優星?」
「ううん、お兄ちゃんに呼ばれたの。」
「あらそうなの!部屋に居ると思うから。」
私はお兄ちゃんの部屋に向かった。
小さい頃は自分の家のように遊んでいたから、迷わず部屋に行く。
「お兄ちゃん、入るよ~」
「お~梨絵か?」
私は部屋に入っていく。
何も置いてないシンプルなお部屋。
昔はおもちゃがいっぱいあったのにな~
なんだか落ち着かない・・・