一緒にいようね。
今日はお兄ちゃんとの勉強の日。


ずっと気になってたゆうちゃんのこと、聞いてみた。


「ね〜お兄ちゃん…」


「何?分からないか?」


「違うけど…あのね、今日ちょっと聞いちゃったんだけど………ゆうちゃんの志望校って・・・」



そこまで言うとお兄ちゃんは気付いたらしく、ニコッて笑いながら私を見た。


「あ〜変えたこと?」


私は頷いた。


「優星の気分が変わったんじゃない?」


「でも、ランク下げるってことになるでしょ?」


「ま〜そうだね〜
俺に気を使ったのかな?」 

なんて笑ってたけど・・・

ゆうちゃんだって、やりたいことがあるはずだしね。



私が気にすることないか!!






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