一緒にいようね。
ゆうちゃんの言葉にドキッとした。


忘れられないよ!当たり前じゃん。


「・・・・・」


私が黙っていると、ゆうちゃんが言い出した。



「忘れてるよな、昔のことなんて・・・」


ゆうちゃんはちょっと淋しそうに言う。


覚えてる!って言いたいけど、泣いてしまいそうで言えない。


「俺さ、今でもそう思ってるんだ・・・梨絵とずっと一緒にいたいって・・・」



うそ・・・そうなの??


「高校に入ってからお互い忙しくなって、話とかもしなくなっただろ?それが凄く淋しくてさ~それで勉強とか部活とかして、気を紛らわしていたんだ。
電話だってメールだってできるんだけど、梨絵を遠くに感じて・・・」


「え?・・・」


「梨絵はモテルから男と話をしてる姿を見るだけで、イライラしたりして・・・
俺ってかっこ悪いよな~」




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