一緒にいようね。

「私はモテないよ・・・
ゆうちゃんのがはモテるでしょ!私の周りにもファンがいっぱいいたし。知らない人が居ないくらいの有名人だったよ!」


「それは梨絵が俺のことを忘れないように、目立ったことをしてただけ。目立てば見ててくれるだろ?」


「え~ゆうちゃんってそんなことする人だったの??」


思わず笑ってしまった。


「だって、やっぱり梨絵には見てて欲しかったし。俺がいるって事を。。。」


そうだったんだ~
ゆうちゃんが変わったと思ってたのに、昔と同じだったんだね。
私、今まで何を見てたんだろ・・・


「兄貴と勉強したりさ~部屋に行ったり、俺さ気になってたんだぜ…ずっと。」


「そうなの?ゆうちゃんの勉強の邪魔したくなかったから…」


「毎日梨絵の部屋が電気が消えたのを確認してから、俺も寝るようにしてたんだ・・・」


「そうだったの?だから私が寝ようとすると、電気が消えるんだ・・・」


「知ってたの?」


「ま~ね・・・何となく気にしちゃって。」










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