ハルク
昨日は、はるくと連絡先を交換してから別れた。
受信したアドレス帳の名前はひらがなで『はるく』となっていた。
「『沢 百香』ちゃん…いい名前だね」
私のアドレスを受信して、はるくは言った。
「はるく…って名前ですか?」
「そう。フルネームは、『北川 春來』ね。みんな、はるくって呼ぶからそう呼んで」
はるくは笑って言った。
「はるく…さん…?」
「あー。はるくって、あだ名みたいなもんだから、さんとか付けなくていいよ!はるくってそのまま呼んでよ」
恥ずかしくて、はるくと別れるまで私は一度も名前を呼ぶことができなかった。
別れる前にはるくから、また同じようなことがあったらすぐに連絡すること。安美に嫌がらせをされそうになったらすぐに連絡すること。
この2つを約束させられた。そして、私たちは別れた。
今度会うことができたら『はるく』と呼んでみよう。
呼べるかな。
呼んでみたいな。
受信したアドレス帳の名前はひらがなで『はるく』となっていた。
「『沢 百香』ちゃん…いい名前だね」
私のアドレスを受信して、はるくは言った。
「はるく…って名前ですか?」
「そう。フルネームは、『北川 春來』ね。みんな、はるくって呼ぶからそう呼んで」
はるくは笑って言った。
「はるく…さん…?」
「あー。はるくって、あだ名みたいなもんだから、さんとか付けなくていいよ!はるくってそのまま呼んでよ」
恥ずかしくて、はるくと別れるまで私は一度も名前を呼ぶことができなかった。
別れる前にはるくから、また同じようなことがあったらすぐに連絡すること。安美に嫌がらせをされそうになったらすぐに連絡すること。
この2つを約束させられた。そして、私たちは別れた。
今度会うことができたら『はるく』と呼んでみよう。
呼べるかな。
呼んでみたいな。