「すき」だらけ
「高瀬くんなんで謝るの?謝るのはあたしのほうだよ」

「いや、俺もあんなことしたし」

「ううん。あれはあたしが悪いんだからほんとに気にしないで。あたしあれからずっと高瀬くんに謝りたかったんだ。傷つけてほんとにごめんね」

高瀬くんに謝ることができた。
自己満足かもしれないけどよかった。

人を好きになる気持ちを知ってあたしがやってたことはほんとに最低だと思った。

せめて少しだけでもこれで高瀬くんの心の傷が癒されたらいいな。
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