「すき」だらけ
「おい。また顔に出てるぞ。言いたいことあるなら言えよ」
辻宮が顔を上げてあたしを見た。
「・・・ごめん。あたし何も知らなくてそれなのに告白とかして・・・」
「嬉しかったに決まってんだろ。ずっと好きだったんだから。それに話してねーんだから知らなくていいんだよ。でも宮部さんに言われたよ。俺は家族じゃないって。いい意味で固執してたもの壊された。確かにそうだなって。俺は家族のように接してもらってるけど家族じゃないなって。本当に家族になりたいならもっと頑張ってお前を繋ぎ止めろってさ」
「風香すごいね。それだけあたしのこと思ってくれてたんだね」
「ああ。だからもっと本音を見せてもいいと思う。そうすれば心からお前らは親友になれるんじゃねー」
・・・親友。そっか。
風香待ってて。
あたし絶対親友になりたい。
だから素直になることを怖がらないようになるね。
「うん。親友になれるように頑張ってみる」
辻宮が顔を上げてあたしを見た。
「・・・ごめん。あたし何も知らなくてそれなのに告白とかして・・・」
「嬉しかったに決まってんだろ。ずっと好きだったんだから。それに話してねーんだから知らなくていいんだよ。でも宮部さんに言われたよ。俺は家族じゃないって。いい意味で固執してたもの壊された。確かにそうだなって。俺は家族のように接してもらってるけど家族じゃないなって。本当に家族になりたいならもっと頑張ってお前を繋ぎ止めろってさ」
「風香すごいね。それだけあたしのこと思ってくれてたんだね」
「ああ。だからもっと本音を見せてもいいと思う。そうすれば心からお前らは親友になれるんじゃねー」
・・・親友。そっか。
風香待ってて。
あたし絶対親友になりたい。
だから素直になることを怖がらないようになるね。
「うん。親友になれるように頑張ってみる」