「すき」だらけ


央はつかつかと辻宮の席に行き王子様スマイルでこう言った。



「辻宮。未彩がなんで最近君に話しかけたり近づいてるか知ってる?」



「・・・俺の趣味に興味があるからだろ」



「ほんとにそうだと思う?」



「ちょ、央、やめてよ」



「・・・・自分は告白して振られることもない。ちょっと自信もついてきたから自分に興味のなさ気な君でも落とせるか自分の腕試し」



「.....」




「でもね。君は無理だと自覚したみたい。でも彼氏がいないのは辛いから泣いてキスまでされてさ。
僕は誰とも付き合うつもりはなかったんだけど彼女にしてあげることにしたんだ。だから一応僕の彼女だからこれからは関わらないでね」
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