キミが好きで大好きで【短編】
あぁ、僕は刺されたんだ…。


「お前、一年前のこと覚えてるよな?
 忘れたなんて言わせねーぞ…!!」

意識を朦朧とさせながら僕は刺した相手
の話を聞いた。


「あぁ…あの一年前の……を
 汚しかけた…やつ…か」

そう言った瞬間、僕には限界が来たようだ。

僕は勢いよく地面に倒れ、意識を
失った。


「アハハハ!!ざまぁみやがれ!」

その横では、僕を嘲笑ってる男が居た。

死にたくないなんて思わなかった。

生きたいなんて思わなかった。




だって僕にはもう




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