キミが好きで大好きで【短編】
パチッ

そこで夢が終わった。

ゆっくりと目を開けると白い天井が
視界一面に広がった。

あぁ、そう言えば僕は刺されたんだ。

ということは、ここは…天国?


「ゆうくんっ!」

やっぱり天国だ。キミがもう僕のことを
そんな名で呼ぶわけがない。


「ゆうくんっ起きた!?
 …よかったぁ…生きてる…」


なのにキミは意味がわからないことを
言い出した。
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