True my self -本当の自分-
「ん~。何でかいきなり倒れたからここへ連れてきた。」
「それはどうも」と、そう言おうとすると「お姫様抱っこで」と福栄が付け足した。
…申し訳ないけど私は、他の女の子みたいに赤面したりできないんですよね…。
それより私…、いつからこんなに思い出しやすくなったのだろう…?
…私は今度こそ、
「それはどうも」
と言っておいた。
「チッ」
…舌打ちする福栄を尻目に、私は保健室を出ようとした、が。
当たり前のように手首を掴まれてしまった。
「病人は寝てろ」
そう言って、私をベッドに座らせた。
…福栄、キャラが前と違う…。
どうと言われると俺様サイドと言えるだろう。
「それはどうも」と、そう言おうとすると「お姫様抱っこで」と福栄が付け足した。
…申し訳ないけど私は、他の女の子みたいに赤面したりできないんですよね…。
それより私…、いつからこんなに思い出しやすくなったのだろう…?
…私は今度こそ、
「それはどうも」
と言っておいた。
「チッ」
…舌打ちする福栄を尻目に、私は保健室を出ようとした、が。
当たり前のように手首を掴まれてしまった。
「病人は寝てろ」
そう言って、私をベッドに座らせた。
…福栄、キャラが前と違う…。
どうと言われると俺様サイドと言えるだろう。