カゼヒキサン。
…ドア付近の海斗は少しおどろいたようにこっちを見た。
そんで、少しずつ少しずつ
こっちに来る。
「お、おはよ。海斗。」
それだけいった。
すると向こうは
「風邪大丈夫か?」
とだけ言うから
「うん。」
とだけ返す。
「海斗ー、お前の席こっちー!」
そう言って、クラスの男子が海斗を呼び、あたし達の会話は終わった。
「瑞希と海斗ってなんかあったワケ?」
さっぴが突然聞いてくる。
「な、なんで!?」
「いや、妙な雰囲気センサーが反応した。」
そういってさっぴは、右手をきつねのカタチにする。
「なにそれ(笑)」
あたしも右手をきつねにして返す。
「まー、海斗と瑞希が離れたらあたしとの時間が増えるけどねっ☆」
満面の笑みのらんちゃん。
怖し。
「なんもないよ。」
そう言って、へらーっと笑ってとりあえずらんちゃんにギュッとして、さっぴにむけてきつねを向ける。
「あたしはとりあえずらんちゃんがいてくれればいいもーん!…ついでにさっぴもね。」
「やーん瑞希、かーわーいーいー!」
「んだよ俺はついでかよ!」
らんちゃんに抱きしめられ、さっぴにデコピンされ
いやいや苦しいし、痛いし。
そんで、少しずつ少しずつ
こっちに来る。
「お、おはよ。海斗。」
それだけいった。
すると向こうは
「風邪大丈夫か?」
とだけ言うから
「うん。」
とだけ返す。
「海斗ー、お前の席こっちー!」
そう言って、クラスの男子が海斗を呼び、あたし達の会話は終わった。
「瑞希と海斗ってなんかあったワケ?」
さっぴが突然聞いてくる。
「な、なんで!?」
「いや、妙な雰囲気センサーが反応した。」
そういってさっぴは、右手をきつねのカタチにする。
「なにそれ(笑)」
あたしも右手をきつねにして返す。
「まー、海斗と瑞希が離れたらあたしとの時間が増えるけどねっ☆」
満面の笑みのらんちゃん。
怖し。
「なんもないよ。」
そう言って、へらーっと笑ってとりあえずらんちゃんにギュッとして、さっぴにむけてきつねを向ける。
「あたしはとりあえずらんちゃんがいてくれればいいもーん!…ついでにさっぴもね。」
「やーん瑞希、かーわーいーいー!」
「んだよ俺はついでかよ!」
らんちゃんに抱きしめられ、さっぴにデコピンされ
いやいや苦しいし、痛いし。