カゼヒキサン。
あたしと海斗は必死に勉強して同じ高校行こうとしたけど、あたしだけ公立に落ちてしまった。
しかし、併願で受けた私立高校は合格し、しかも海斗の行く高校とは駅まで同じ。
つまり駅からは一緒に帰れるため、学校違ってもラブラブ☆
らんちゃんとさっぴは、中3のある日、知らない間にカップルになっていた。
告ったのはさっぴらしいけど、詳しく知らない。
とりあえずらんちゃんはあたしらぶなため、あたし>さっぴらしいけど。
そしてらんちゃんがさっぴを鍛え上げ、必死に勉強させたおかげでらんちゃんと同じ今人気のイケイケな公立高校『月原東高校』に通い中。
らぶらぶだ。
二人とは夏休み一緒に遊園地でダブルデートした以来、あってない。
だからー…
「らんちゃんっ、さっぴ、久しぶり!」
「瑞希、会いたかった~!」
「瑞希…あのさ、ちょくちょく蘭名に会ってくんね?コイツ待ち受け瑞希との2ショットでさぁ、瑞希瑞希いってんだよ。俺の事見てくれなくてー!」
うゎーんとさっぴが海斗に泣きつく。
「うるさいわねっ、弘樹。」
らんちゃんがプンスカしながらいう。
あたし、『ひろきち』から『弘樹』になったのも進歩だと思うんだぁ。
「らんちゃん、さっぴの事『弘樹』って呼べなくて中3の頃苦労してたよねー。」
クスクス、と笑いながらあたしは言った。
ずっと、「ひろきちー、…あ。」「蘭名ぁ、いい加減…弘樹っつってよ」なんてことを繰り返してた。
「う、うぅ~…。」
らんちゃんが困った顔をする。
「蘭名かわいい。」
「は、ハァッ!?」
らんちゃんは愛されなれしていないため(恋愛に関して)、かわいいやら好きやら言われるとパニックだ。
「…弘樹!!」
照れたのを笑われて悔しくなったのか、キリッとした目でそう言った。
「…ほらっ、今言えてる!もう…過去の事はいいじゃん!!」
そう言って、ゴクッ!とノンアルコールのカクテル的なやつを勢いよく飲む。
やっぱりラブラブかぁ。
しかし、併願で受けた私立高校は合格し、しかも海斗の行く高校とは駅まで同じ。
つまり駅からは一緒に帰れるため、学校違ってもラブラブ☆
らんちゃんとさっぴは、中3のある日、知らない間にカップルになっていた。
告ったのはさっぴらしいけど、詳しく知らない。
とりあえずらんちゃんはあたしらぶなため、あたし>さっぴらしいけど。
そしてらんちゃんがさっぴを鍛え上げ、必死に勉強させたおかげでらんちゃんと同じ今人気のイケイケな公立高校『月原東高校』に通い中。
らぶらぶだ。
二人とは夏休み一緒に遊園地でダブルデートした以来、あってない。
だからー…
「らんちゃんっ、さっぴ、久しぶり!」
「瑞希、会いたかった~!」
「瑞希…あのさ、ちょくちょく蘭名に会ってくんね?コイツ待ち受け瑞希との2ショットでさぁ、瑞希瑞希いってんだよ。俺の事見てくれなくてー!」
うゎーんとさっぴが海斗に泣きつく。
「うるさいわねっ、弘樹。」
らんちゃんがプンスカしながらいう。
あたし、『ひろきち』から『弘樹』になったのも進歩だと思うんだぁ。
「らんちゃん、さっぴの事『弘樹』って呼べなくて中3の頃苦労してたよねー。」
クスクス、と笑いながらあたしは言った。
ずっと、「ひろきちー、…あ。」「蘭名ぁ、いい加減…弘樹っつってよ」なんてことを繰り返してた。
「う、うぅ~…。」
らんちゃんが困った顔をする。
「蘭名かわいい。」
「は、ハァッ!?」
らんちゃんは愛されなれしていないため(恋愛に関して)、かわいいやら好きやら言われるとパニックだ。
「…弘樹!!」
照れたのを笑われて悔しくなったのか、キリッとした目でそう言った。
「…ほらっ、今言えてる!もう…過去の事はいいじゃん!!」
そう言って、ゴクッ!とノンアルコールのカクテル的なやつを勢いよく飲む。
やっぱりラブラブかぁ。