カゼヒキサン。
「まーな。そりゃバカ瑞希でも戸惑うか。」
「!?」
何!?
まさか勘付かれた!?
「いちおお前風邪人だしな。」
あ、そっち…。
「そ、そういう海斗だってサボりじゃん…。」
「変装すればいいんだよ。へ・ん・そ・う。」
「どうやって!」
ちなみに、あたしが行かないで行かないでと言いまくったおかげで海斗は未だに制服のままだ。
「瑞希、お前男もんの服もってねぇ?」
「もってないわ!」
「だよなぁ。」
は~ぁ、と何かを諦めた海斗に
「あ、でもお兄ちゃんの服はあるよ?」
救いの言葉。
「何!?」
…そんなビックリしないでよ。
「お前、兄貴いたのか!?」
「う、うん…。若野佳斗。19歳の大学生で、今東京で一人暮らししてる。」
「なんで服あるんだよ?」
「あたしっち家の近くにね、今10歳の晴馬くんって子がいるの。その子に毎年服ゆずってて。今、将来晴馬くんにあげるための、お兄ちゃんが中3くらいの時の服が残ってる。」
「俺にぴったりじゃねェか!」
海斗がうっしゃ!とでもいうようにガッツポーズする。
なんか嬉しい。
「!?」
何!?
まさか勘付かれた!?
「いちおお前風邪人だしな。」
あ、そっち…。
「そ、そういう海斗だってサボりじゃん…。」
「変装すればいいんだよ。へ・ん・そ・う。」
「どうやって!」
ちなみに、あたしが行かないで行かないでと言いまくったおかげで海斗は未だに制服のままだ。
「瑞希、お前男もんの服もってねぇ?」
「もってないわ!」
「だよなぁ。」
は~ぁ、と何かを諦めた海斗に
「あ、でもお兄ちゃんの服はあるよ?」
救いの言葉。
「何!?」
…そんなビックリしないでよ。
「お前、兄貴いたのか!?」
「う、うん…。若野佳斗。19歳の大学生で、今東京で一人暮らししてる。」
「なんで服あるんだよ?」
「あたしっち家の近くにね、今10歳の晴馬くんって子がいるの。その子に毎年服ゆずってて。今、将来晴馬くんにあげるための、お兄ちゃんが中3くらいの時の服が残ってる。」
「俺にぴったりじゃねェか!」
海斗がうっしゃ!とでもいうようにガッツポーズする。
なんか嬉しい。