カゼヒキサン。
プルルルル… プルルルル…
がちゃ
『瑞希ぃ!?おい、どうした!?』
「お兄ちゃん、久しぶり。」
『うん、久しぶりだなぁオイ!つーか電話しろって言ってるだろーが!』
「…ずいぶんと兄ちゃんハイテンションだな。」
海斗が首を突っ込む。
「シスコンなの。」
「まじか。」
え、そんなに驚く事なのかな?
『おい、誰かそこにいんのか?』
「同級生だよ。」
『男?』
「うん。そんでさぁお兄ちゃん、服ちょっと貸してくれない?」
『服って…昔の?今、晴馬とかに渡すための?』
「うん。」
『…そこにいる男にか?』
「うん。」
『なんでさ。』
あたしは事情を話した。
ちなみに「風邪とサボりなのにどっか行く」とは言えなかったため
「風邪薬を買いに行くのに制服じゃまずいから」という事にした。
『オイオイオイオイ、待てよ瑞希!その男と一晩中一緒に居たのか!?』
「うん、そうだけど…。ああ、何にもされてないから大丈夫!」
『…ホントかぁー?』
「うん、ホントだよ。」
『…ホントに?』
「お兄ちゃん、あたしの言う事信じられない?」
『いや、いやいや、信じるよ!俺は信じるよ。瑞希の言う事は信じる。いいよ、着ていいよ。』
「ありがと、お兄ちゃん。」
『その代わりそいつが瑞希を怪我したら俺は自分が捕まってもそいつを殺しに行く。』
「分かったよ。」
ピッ…
がちゃ
『瑞希ぃ!?おい、どうした!?』
「お兄ちゃん、久しぶり。」
『うん、久しぶりだなぁオイ!つーか電話しろって言ってるだろーが!』
「…ずいぶんと兄ちゃんハイテンションだな。」
海斗が首を突っ込む。
「シスコンなの。」
「まじか。」
え、そんなに驚く事なのかな?
『おい、誰かそこにいんのか?』
「同級生だよ。」
『男?』
「うん。そんでさぁお兄ちゃん、服ちょっと貸してくれない?」
『服って…昔の?今、晴馬とかに渡すための?』
「うん。」
『…そこにいる男にか?』
「うん。」
『なんでさ。』
あたしは事情を話した。
ちなみに「風邪とサボりなのにどっか行く」とは言えなかったため
「風邪薬を買いに行くのに制服じゃまずいから」という事にした。
『オイオイオイオイ、待てよ瑞希!その男と一晩中一緒に居たのか!?』
「うん、そうだけど…。ああ、何にもされてないから大丈夫!」
『…ホントかぁー?』
「うん、ホントだよ。」
『…ホントに?』
「お兄ちゃん、あたしの言う事信じられない?」
『いや、いやいや、信じるよ!俺は信じるよ。瑞希の言う事は信じる。いいよ、着ていいよ。』
「ありがと、お兄ちゃん。」
『その代わりそいつが瑞希を怪我したら俺は自分が捕まってもそいつを殺しに行く。』
「分かったよ。」
ピッ…