カゼヒキサン。
「んー…くしゅぐったいぉ…。」

うぉっ

頬をむにゅむにゅと手でさする瑞希。

…なんかゴメン。

でも可愛い…。


…あ。


ヤバイ。



頬をさすった後、ふにゃっと笑った瑞希。



相手が寝てるって事も

相手が病人って事も

分かってる。


だけど俺…



あ、大丈夫。

襲わないから。



ただ…少しだけだよ。

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