キミのて【完】番外編更新開始
「…紅?」

久々に彼女の名前を呼んだ気がする

まさかと思い、彼女の小さな部屋を見てみた

……何もなく、ガランとしていた

「…出て行ったのか…」

ぼんやり呟くと、普通に朝食をとった

当然だろう、あんなにはっきりと言ったのだから

ここにはいられないだろう


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