キミのて【完】番外編更新開始
と、シンちゃんは突っ立ったままの私を見つけると、スタスタとシンちゃんに張り付いた女の人と共に近づいて来た

「傘」

え…?

「傘、貸して。こいつと帰る」

私は…?私は、じゃあ、どうやって帰ればいいの?

「シンちゃ…」

シンちゃんに触れようとした時…

パシ…ン…

手を、大好きなシンちゃんに弾かれた…



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