NとUの物語
「じゃあ、お母さん、カード売りに行ってくるからね。ところで、お金は払ったの?」
「えっと…、まだ。後で払いに行こうかなーって…。」
「どうやって待ってもらったの?」
「えっと、後で払いに来ますって言った。」
私「店員さん、優しすぎない!?」
「そう。じゃあ、お金を準備して、渡しに行ってくるのよ。」
そして、お母さんはカードを売りに家を出て行った。
「はぁー。どうしよう…。」
このとき中村は、とっさに嘘をついただけであって、美容院には行ってない。