‡血印~vampire love~‡
――…でもさっきのみんなの様子でわかったことが一つだけあった。
それは奴がクラス全体から恐れられている存在だということ。
まぁ~他にも秘密はありそうだけど、ここは敢えて聞かないでおこう。どうせ隣の席になるわけでもないし。
そう心の中で私は思った。
――――――…
―――――…
――――…
私はビクビクしていた…。
なんで、隣の席にさっきの怖い男がいんのよっ!!
しかもまだ寝てるし――…ιι
【回想】
静「先生、私の席はどこなんですか?」
私はクラス全体を見て呟いた。なぜこんなことを言ったのかと言うとこのクラスに空いている席がなかったからだ。