冷たい君に恋をした
「きゃっ!」
石につまずいたのか転びかける優華。
「優華ぁぁぁぁ~!トウッ!!」
それを支える涼。
目がハートになる優華。
「涼!ありがとう♪」
「優華の為なら、たとえ火の中、水の中!」
「頼もしぃー!」
一つだけ、言わせて下さい・・・
「よそでやれっ!!」
「ひっどーい!」
「そうだそうだ!ひっどー「お前は黙れ。な~にが、トウッ!!だよ。」
「うぅ・・。」
「鈴~。毒舌にも程があるよ?」
「だってさ~」
「3年前のことはさ、もう忘れよう?」
3年前か・・・。
そっか。知らないうちに私は自分を守ってたのかな?
相手に最初から嫌われるようにって予防線を引いてたのかな?
「3年前、なんかあったのか?」
「まだ、知らなくていいよ。」
「そうか?」