怪盗舞月夜WINGただいま参上♪
「おはよー。」
癒麻達が教室に入ると、アユが駆け寄ってきた。
「おはよう、アユちゃん。」
癒麻は自分の席に、荷物を置く。
「ちょっとぉー?癒麻達いつからなのよ?」
「え?なにが?」
アユの言葉の意味が分からず、癒麻は聞き返す。
「癒麻の傍には、いつも桂木くんいたし、全然気がつかなかったわ。
まさか五十嵐くんと付き合ってたなんて…。」
「え…?僕と悟くん?付き合ってないわよ?」
ウットリするアユに、済まなそうに答える癒麻。
「え!?そんなわけないじゃない!?
だってあんた達さっき…っ!!」
「さっき?」
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