怪盗舞月夜WINGただいま参上♪

癒麻と樹は、悟を見つめる。
「癒麻ちゃん…。」
悟が真剣な顔で、癒麻を見つめる。
「はい…？」
悟の真剣な瞳に、目を反らせず見つめ合ったまま返事を返す。
「今回は危険だから、癒麻ちゃんは外れて。」
「え…？」
悟の言葉の意味が分からず、癒麻は言葉を返せなかった。
「今回、女の子の君には危険だ…。」
「どういう…こと…？」
癒麻の問いかけに、悟は言いにくそうに答える。
「強い電流を流されてるんだよ…。」
「電流…っ？」
樹は呆然と悟を見る。
「電流って、どういうことだよ!?」
樹は悟の胸元を掴む。