怪盗舞月夜WINGただいま参上♪
「それなら大丈夫だよ。
俺に考えがあるんだ。
上手く警備隊から離れる方法が…。」
悟はニッコリと樹に笑いかける。
「……。」
悟の笑顔に、癒麻と樹は顔を見合わせた。
「お前…、もしかしてそうやって親父さん言いくるめたのか…?」
樹は呆れたように、ため息をついた。
「ん?どういうこと…?」
悟は今度は樹から目を反らす。
「…お前。それ、わざとだろ…?」
樹は悟を睨む。
「あはは。なんのこと言ってるの?樹?」
悟は両手を横で広げて笑う。
「惚けてんのか!?」
樹は悟に近づいて怒鳴る。
「くす…っ。」
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