怪盗舞月夜WINGただいま参上♪
「浅宮哲平くん…。桂木のお手伝いをしてくださってる、浅宮さんのお孫さんよ…。」
樹と哲平のやりとりを呆然と見つめながら、悟は癒麻から聞いた。
「兄貴もお久しぶりでーすっ!!」
「だから、兄貴は止めろって言ってるだろ!?」
明るく笑いながら挙手をする哲平に、樹は頭を抱える。
「それにさっきから、樹を『兄貴』って呼んでない?
浅宮さんの孫ってことは、樹の弟じゃないよね?」
「樹昔からああだから哲平くん、相手して貰えてるって思ってるらしくて、樹を『お兄さん』のように慕ってるみたい…。」
「なるほど…。確かに怒鳴られてるわりに楽しそうだ…。」
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