怪盗舞月夜WINGただいま参上♪
「ち…!!」
バシッ!!
男は軽く舌打ちをして、振り向き際に先生の顔を思いっきり殴った。
「!?先生!?
皐さんっなんてことを!!」
癒麻は青ざめたまま先生の傍に走りよろうとした。
バシッ。
「!?」
急に癒麻は後ろに引っ張られる感覚を感じた。
「……?」
後ろを見ると、癒麻の腕を男が掴んでいた。
「皐さん…?」
「帰るぞ。」
「え!?待ってください!!皐さん!!」
「うるさい!!」
「!?」
急に声を荒げて、男は癒麻を怒鳴る。
「お前は俺の言うことだけ聞いていればいいんだ!!」
「そんな…。」
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