†狼BOY×赤ずきんGIRL†


幸くんがどんどん私の服を脱がせていく。


『やだ……………幸くん………』


私は、気付いたら泣いていた。



『げっ!!何で泣いてんの?』



『グスン…………だってぇ………』


幸くんは私の乱された服を戻しはじめた。


『ごめん。ごめん。泣くなって……』


幸くんは私を抱きしめた。


『グスン…………なんで会長やさ……しいの?』



私はしつこく聞いた。


『はぁ〜、気になるんだったら明日、朝早く行ってみたら?』


『ん?なんで?』


私は幸くんの服の裾を握り聞いた。


『若菜がやらせてくれたら教えてやる』



『////』



『何も言わないって事はいいの?』


私はじっと幸くんを見た。

『今日は、やめといてやる………はぁ〜……』


ため息をつく幸くん。
やだ………嫌われたくない………


私は自分の服のボタンに手をかけた。


『ちょッ!!無理しなくていいから!!』


私の手を止める幸くん。


『だってぇ………』



『もう、いいから』



幸くんはそういい自分の部屋に入った。


私、嫌われちゃったのかな…………

次は、受け入れようかな………




< 118 / 285 >

この作品をシェア

pagetop