†狼BOY×赤ずきんGIRL†
私たちは準備をして、早く学校に向かった。


生徒会室前〜
こっそりと私たちは中を覗いた。
中には会長と副会長が2人だけいた。


『華恋、C組の山口の家についてはどうなった?』


『はい。言われた通り、山口さんの家計に100万円ほど入れておきました。』


ひゃく万?!


『今日、秀一と愛美はパーティーがあるからあいつらには今日は会議はないと伝えてくれ。』



『かしこまりました。』




私の耳に入ってきたのは、相手の事を考えた事ばかりだった。

『体育祭はどうされますか?借り物競争でいいのですか?』



『ああ。借り物競争なら、運動神経が関係なく皆が、楽しめるからな』


え?
会長、昨日はそんな事………

私は勘違いをしていた………




もうすぐ、他の生徒がくるから私たちはその場を離れた。



『相沢さん?』

教室にむかう途中に、久柳先輩と宮野先輩に会った。


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