†狼BOY×赤ずきんGIRL†
柚姫Side
『柚姫どこぉ〜?』
私はこんな声を聞きながら、体育館裏に隠れている。
一年前の事…………
また起こるんじゃないかって………
また私のせいで負けるんじゃないかって………
手足が震えて止まらない…私はこのまま出ないで代役の子が走った方がいいんじゃないかな?…………
『おい。サボり。』
横から声がした。
そこには、直哉がいた。
直哉は私の横でしゃがんだ。
『袴………汚れるよ…』
『いいんだよ。てか、そうさせたのは誰だよ』
『ごめん……』
『直哉はなんでここにいるの?』
『誰かさんがいないって皆が焦ってたから、きっとここだろうと思ってきた。』
『ごめん………私、出たくない……』
すると直哉は私を自分の胸に寄せた。
『なぁ〜に言ってんだよ。お前、自分がちゃんとしなきゃっとか思ってんじゃないだろな?』
私は直哉に抱き寄せられたドキドキからか、何も考えられなくなって
涙が溢れだした………
『泣くなよ。そんな怖がらなくていいから……』
私は直哉の腕を払い、立った。
『直哉みたいにここぞと言うときに、何でも出来る人には、私の気持ちは分かんないよ』
私は泣きながら言った。
最低だ…………
直哉は慰めてくれただけなのに………
言ってすぐ後悔した。
『柚姫どこぉ〜?』
私はこんな声を聞きながら、体育館裏に隠れている。
一年前の事…………
また起こるんじゃないかって………
また私のせいで負けるんじゃないかって………
手足が震えて止まらない…私はこのまま出ないで代役の子が走った方がいいんじゃないかな?…………
『おい。サボり。』
横から声がした。
そこには、直哉がいた。
直哉は私の横でしゃがんだ。
『袴………汚れるよ…』
『いいんだよ。てか、そうさせたのは誰だよ』
『ごめん……』
『直哉はなんでここにいるの?』
『誰かさんがいないって皆が焦ってたから、きっとここだろうと思ってきた。』
『ごめん………私、出たくない……』
すると直哉は私を自分の胸に寄せた。
『なぁ〜に言ってんだよ。お前、自分がちゃんとしなきゃっとか思ってんじゃないだろな?』
私は直哉に抱き寄せられたドキドキからか、何も考えられなくなって
涙が溢れだした………
『泣くなよ。そんな怖がらなくていいから……』
私は直哉の腕を払い、立った。
『直哉みたいにここぞと言うときに、何でも出来る人には、私の気持ちは分かんないよ』
私は泣きながら言った。
最低だ…………
直哉は慰めてくれただけなのに………
言ってすぐ後悔した。