†狼BOY×赤ずきんGIRL†
若菜Side


私はお風呂から上がり、部屋に帰った。


幸はお風呂に入ったようだ。


コンコン。

ドアが叩かれた。



幸かなぁ〜!!!


私は急いでドアの鍵を開ける。



『よっ!!てか、そんなあっさり開けるなよ……無用心だぞ』



『なんだぁ〜刹那かぁ』



『俺じゃ悪いのかよ』



刹那は部屋に入って行く。

『悪い!!!てか、勝手に入らないでよ!!』


刹那はベッドに座る。



『いいじゃん。お前も暇だろ?』



私もベッドにゴロンと寝転んだ。


『まぁ、そうだけど……あっ!!刹那は好きな人とかいないの?』



『何いきなり。いるよ』



『なんとなく……どんな人?』



『お前』



『からかわないでよ//』



『んな照れるなよ。うん。からかった。』



『だって//どんな人なの?』




『綺麗でスタイルがよくて性格がよくて………俺なんか相手にされないような人………』



刹那?
刹那の声のトーンが低くなった。


『なんで?刹那も魅力的だよ?』




『あんまり彼氏以外の前でそんな事言わない方がいいよ………あと………男の前で無防備すぎ……』



といい刹那は私の上に乗った。



『ちょッ////』




ガチャ。




『お前ら…………何してんの?…………』





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