†狼BOY×赤ずきんGIRL†
『ただいま。』
私は、家に帰りリビングに向かうと幸はソファーに座り、足を組んでいた。
『遅い……どこ行ってたの?』
幸の目が怖い………
『どこにも………』
『バイトの面接に行ってた………なんて言わないよな?』
幸は私の言葉に被せて言った。
『……行ってない……』
幸の目が見れない………
すると幸は立って財布を出した。
『んな金がほしいのかよ。これやるから。』
幸は、私に一万円札を五枚私に押し付けてきた。
『ちがう!!!いらないもん!!』
幸は何も分かってない……
私は部屋に閉じこもった。