†狼BOY×赤ずきんGIRL†
幸斗Side



部屋には蘭と俺の2人。

こいつを部屋に残したのはほかでもない、若菜のことだ。





『蘭。若菜だけはぜってぇーやらねぇーから』




俺がそういうと蘭は近くのソファーに腰をおろしいった。





『若菜………お前そんなにあいつの事好きなわけ?』




『好きだ。今まで会ったどんなやつよりも……。今まではお前に女取られてもしゃーねぇーと思ってたけど、今回は取ったらマジ許さねぇーから。』





確かに今まで女取られて腹がたった。でも、2・3日したらどうでもよくなった。

だが、今回は違う。蘭と若菜が話しているだけで腹が立つ。

俺、若菜に溺愛してる。




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