†狼BOY×赤ずきんGIRL†
『なんだよ!!女取ってたのお前じゃん。俺が好きになったやつはいつも片思いをしているやつだった………皆、お前が好きだったんだよ……』
それは初めて聞かされた事実だった。
蘭は俺の復讐に………?
なんだよ………
『ん、まぁ〜今さらんな事言ってもしゃーねぇーし。今はちゃんと彼女もいる。』
蘭は立ち上がった。
『彼女?………お前って織姫が好きじゃなかったっけ?』
すると蘭の顔はいきない赤くなり、テンパりだした。
『////お、おりが彼女////中学の時、唯一信用出来た女だから//』
織は、中学から誰にでも優しく、甘えるやつだった。
『それに唯一、お前を好きって言わなかったやつだしな』
蘭はそういい、ニカっと笑った。
『なんかそれはそれでムカつくな』
『ひがむなって、幸斗。』
『ひがんでねぇーよ』
俺たちはくだらない話で盛り上がった。
この後、店長に2人がこっぴどく怒られたのは言うまでもない。