†狼BOY×赤ずきんGIRL†


ん?



あれって!!



私たちが、少し屋台を楽しんだ時、それを見つけた。




『幸、幸、幸ぃ!!』



私は、おもいっきり幸の浴衣を引いた。



『んだよ!!そんな、引っ張んなよ。』



幸は、少しうっとうしそうにこっちを見た。



『ごめん。でも、あれ見て!!!』



私は、三十メートルほど先を指さした。



『おっ!!あいつら上手くいったんだな』



そう、私たちの前には手を繋いで歩いている直哉くんと柚姫。



柚姫が、すごく幸せそう!!





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