†狼BOY×赤ずきんGIRL†

私は顔をあげる




『ッッ!!!!!!!』




そこにいたのは、幸でもなく直哉くんでもなく











刹那だった




『なんだよ男いたのかよ』



男たちはそういい残し舌打ちをして去っていった




私はそんな事よりここに刹那がいる事に驚きが隠せない





『な、なんで刹那がいるの?!』


私は刹那に叫んだ



『海に俺がいたらおかしいのかよ』



刹那はそういい私を見る




『あの〜、若菜の知り合い?』


柚姫は遠慮がちに言う



そういえば柚姫は知らないんだ



『こちら幸の弟の天道刹那くん』私は刹那の方に手をだし柚姫に紹介した



『やっぱりぃ!!なんか似てると思った。私は佐藤柚姫です』


柚姫は自己紹介をし刹那の手を握った



『刹那一人?』


私は刹那に尋ねた


『一人なわけないだろ。そんな寂しいやつじゃないし。渚沙とダチできた。でもあいつら今海入ってるから』


『へぇ〜、刹那は海入らないの?』


『俺は塩素が強い海入るのやだなの』



……………じゃあなんで海来たの?




あっ
いいこと思いついた





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