†狼BOY×赤ずきんGIRL†


『おもーい〜!!』


今日は友好合宿最終日。 なんか、若菜は大量のお土産を買っている。

誰に買ってんだ?


『幸くん、少しだけ持って?』


とうとう若菜は俺を頼ってきた。


『いいよかわりに、若菜から頬っぺチューしろ。』


『えっ///皆、いるからやだ//』


こいつ抵抗してきた。



『じゃあ、持ってやんない』


『えぇ〜!!じゃあ、幸斗には頼らない……』


どうする気だ?


『直哉くん。少しだけ荷物持って?』


『やだ。俺、柚に持たされてるから……』


といい軽く鞄を持ち上げた。

『直哉ごめんなさい。』


『分かりやすくテンション下がるな!!これは借りだから』


『うん!!』



若菜はより所がなくて、挙動不審だ。



『いいもん…………』


ちょっと涙目になりながら、歩いて行く。


しゃーねーな。


グッ。

俺は若菜の鞄を持った。



若菜『幸くん?チューできないよ?』


涙目な上に上目遣い。
しかもこのセリフ……

襲いたい………



『いい。若菜が一緒に住んでくれるから……』


『ありがとう。幸くん好き』


何こいつ。
好きとか…………


『俺以外にんな事言うなよ?』


『うん!!』





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