†狼BOY×赤ずきんGIRL†
瑠季亜Side

私は最低だ………

あんな事言うつもりはなかった。


ただ、ちょっと自殺をしかけて旭の愛情を確かめかった。


なのに………私は2人の幸せさに嫉妬していた……




私は、屋上のフェンス近くに立っている。



後ろから皆がきた。



『これ以上来ないで!!来たら、私死ぬから!!』


私は、旭がどういう反応をするかみた。


若菜『どうしたの?!』

柚姫『落ち着いて!!』

幸斗くんと竜樹と直哉くんも声をかけてくる……


旭『瑠季亜ちゃん!!落ち着いて!!』


『旭は私を心配してるの?!』


旭『もちろん!!』


『良かったぁ!!』


私は、フェンスから手をはなした。


『もう、おしまい』


『はぁ?!』

皆で言った。


旭『嘘だったの?自殺…』


『うん………旭をためした………』


すると旭は私の前まで歩いてきた。




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